ディズニーシーにいるファンカストの音の仕組みがわかってもなお魔法で音を出していると思っている

YouTubeでおすすめされたので観てみたらハマった動画のひとつが、東京ディズニーシーにいる『ファンカスト』というパフォーマーを撮影したもの。
動作に合わせてコミカルな音を出したり、突然音楽が流れてそれに合わせてパフォーマンスしたり、ゲストやディズニー・キャラクターを巻き込んで楽しいことをするエンターテイナーなのだそうだ。
ファンカストの音がどうやって出ているのか不思議で不思議でたまらず、ググってもこれが答えだというものにたどり着けなかったので、なんとか知りたいと動画を観まくっていたある日、あることに気づいた。
※ファンカストの音の仕組みについて、こうではないかと思った事を書いていくのだが、あくまでも私が思ったことで、実際にそうだと確証のあるものではないのと、夢を壊すような内容かも知れないので「ファンカストは魔法使いなんだ!」と思っている人はこのページを読まないほうが良いかも知れない。
音の正体はサウンドスーツ
YouTubeでは数人のファンカストの動画があるが、基本的にやっているパフォーマンスは同じで、所々に個性を挟んできている感じだ。
よくやっているのが動きに合わせて面白い音が出るパフォーマンスだが、この音の正体は「サウンドスーツ」というアイテムだった。
サウンドスーツの使い方は購入者が使い方を公開しない約束をしているようなので、ネットで調べても出てこないが、サウンドスーツのホームページを見ると現物の画像が見れる。
それから推測すると、サウンドスーツは12個のボディスイッチというものを体(服の中)に仕込んで、何かのタイミングでそのスイッチを押して音を出すという仕組みのようだ。
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ファンカストのサウンドスーツ
では、ファンカストはどこにサウンドスーツのスイッチを仕込んでいるのかというと、動画で音を鳴らしている時に上半身に注目してみると、単発の音、例えば「キラーン」や「パフッ」などよく使っている音は肘で脇腹あたりを押している。
また、何種類かの音を混ぜて出す時は胸のあたりや腹のあたりを押しているのがわかる。おしりのあたりにもスイッチまたは音を切り替える為の何かがあるみたいで、ズボンを上げるフリやおしりのポーチを触っている時も何かしているみたいだ。
連続で違う音を出す仕組みは動画を観てもよくわからなかったが、単発の音は何気ない動作でさりげなくスイッチを押しているのがわかる。
ちなみに音はファンカストが押している大きなゴミ箱から出ているようだ。
私は東京ディズニーシーに行ったことがなく、ファンカストの存在はYouTubeで知った。
ファンカストは黒縁メガネで大きなゴミ箱を押しているのが目印なのか?
ディズニーランドの方には「ファンメンテナンス」という工事作業員ぽい格好をしたファンカスト的な人がいるようだが、よく見るとシーでファンカストをやっていた人だった。左遷か?
いろいろと調べて音の仕組みもなんとなくわかったが、マジックやパントマイムなど様々なパフォーマンスを見せてくれるファンカストはやっぱり魔法使い的な扱いでいいじゃないかと思った。